祝儀袋
不祝儀袋はデザインに限りがあるのであまり聞かれることはないけど、
祝儀袋はデザインが豊富すぎて選ぶのに困るよね。
どれがいいと思う?とよく聞かれるのだけど、
これは趣味の問題なので、
これがいいですよ!とは言えない。
坂東さんは最初はお客さんの話を聞いて相手をしている。
でも、そのうち埒があかないと思うのか、
まぁ、中身出したら捨てちゃうんだから
の一言で、どれでもいいから早く選んでという雰囲気を出しまくる。
前に「どうせ捨てちゃうんだから」とお客さんに言ったら、
その人は(おばあさんだったらしいけど)
自分の結婚式のお祝い袋、自分の子どもが生まれた時の出産祝い、
子どもが結婚した時のお祝い袋、
ぜーんぶとってあるんだって。
何十枚も。
そしてそれを使いまわして誰かに渡すこともあるんだって。
ひえ~
だから、中身出したら捨てちゃうなんて信じられないと叱られたらしい。
めんどくさくなると、どうせ捨てちゃうんだからと今も言ってるけどね。
そういえば、こういうとき、例の「失礼ですけど」使うな。
お客さん「いっぱいあって迷っちゃうわ。これとこれと、どっちがいいかしら?」
坂東さん「失礼ですけど、中身出したら捨てちゃうんですから」
お客さん「そうね…じゃこれにしようかしら」
この「失礼ですけど」の使い方、おかしいよね?