篠原文具まわりのいろいろ

神奈川県のとある町にある文房具屋です。

印刷屋さん

篠原文具は印刷もやる。

といっても、印刷屋さんに出すんだけど。

 

お得意さんから会社の封筒の印刷を頼まれた。

長3の封筒。

(A4を3つ折りにするとちょうどいい大きさの封筒ね)

 

住所や宛名を書くところに線が引いてあって、

パソコンで印刷するときには、その線の上にぴったり来るように設定してある。

 

だから、印刷屋さんに「この線の位置は絶対にずらさないで!」と指示を出したのに、

 

出来上ってきたのは

2ミリもずれていた。

 

この印刷屋さんにはありがちなミス。

 

何度も同じようなミスをして、

そのたびにそれは返品になり、

もうけがなくなっているはずなのに、

懲りないんだなぁ。

 

そして懲りないのは篠原文具も同じ。

 

印刷屋さんなんて世の中にたくさんあるだろうに、

この業者をきることはない。

 

今も、坂東さんが印刷屋さんの営業に電話で文句を言っている。

 

「だからぁ、線はずらさないで!と言ったでしょう。

それでいつできるの?

え、来週?(今日は火曜日ね)

昨日の話では木曜日って言ったじゃない。

お客さんに木曜日にはお届けしますって言っちゃたよ。

まーた、怒られちゃうじゃない・・・

(無言)

ほんとに来週できるのね?

じゃあ、お客さんに謝っておくから絶対来週の頭にお願いね。

まったく、〇〇(印刷屋さんの名前)は仕事が遅い!」

 

手ぬるい。

 

でもね、

坂東さんは恐ろしいよ。

電話の声はあまり怒っているようには聞こえないし、

あきれて笑ってしまっていて、

ちょっと幼稚園児に対して怒ってるオジサンって匂いを出してるけど、

腹の中は違うよ。

そのうちドカーンといくような恐ろしさがあるんだな。

たぶん、営業は気づいていないけどね。

 

私なら他の業者を探し始めるけど、

社長も坂東さんもずっとこの印刷屋さんを変えないと思う。

長い付き合いがあるし、

いろいろ便利に使えるところもあるんだろうけど、

発注しておきながら「ほんとに大丈夫だろうね」って毎回言うなら、

やめればいいのにね。

商売の付き合いってそういうものなのかな。

 

でも、