篠原文具まわりのいろいろ

神奈川県のとある町にある文房具屋です。

定点観測

10年くらい前にPTAの仕事で一緒になったお母さん、

久しぶりに篠原文具に来た。

確か私と同じ年だったよな~

 

劣化が進んでいる。

 

髪はパサパサだし、

顔に若さがない。

いや、年齢からいったらこれが年相応?

老けた・・・

 

私もそうなのかと愕然とする。

 

学校って1年で学年があがるし、卒業もする。

何年かすると、

細胞が生まれ変わるみたいに、まったく違う人たちで構成されるようになる。

 

篠原文具はそういう意味では進化しない。

いつも、社長と坂東さんと私。

 

だからこそ、定点観測しやすい。

 

坂東さんが

「お嬢ちゃん、元気ですか?」と聞くと

「娘はもう40なんですよ。嫁に行かなくて困ってるんですよ」

「えーーーーもう40。小学生だと思ってたのに」

 

「お父さん、お元気ですか?」

「父はこの前90になって、足を怪我してから家から出てないんです」

「えーーーー毎日、元気に散歩してたじゃないですかーーー」

 

こんな会話よくしてる。

 

ここで定点観測していると、

お客さんが年をとったのもよくわかるし、

逆にいつまでも一定の年齢のままなんだな。