篠原文具まわりのいろいろ

神奈川県のとある町にある文房具屋です。

人間の格?

篠原文具のある商店街は、今、歳末大売出しの真っ最中。

500円で1本、クジがひける。

 

さっき来た女性。

旦那さんが税理士事務所をやっているせいか、

お金にうるさい。

篠原文具は1か月に2回、1割引きの日があるのだけど、

その日にしか買い物に来ない。

しかも、「今日、1割引きの日よね?」って必ず確認する。

 

わかってて来てるのに。

 

今日は急ぎだったんだろうね。

プリンターのインクを買っていった。

もちろん1割引きの日よね?って確認しないよ。

だって、いつが1割引きの日か、しっかりわかってるからね。

 

でも、クジを3本ひいた。

 

私、最近よく当たるのよ。

ぜんぜんクジ運なかったのに。

 

と言いながら、

 

ひとつが5等賞で10円。

あとは、

2等賞と商店街賞。

2等賞は商品券500円、商店街賞は3000円。

 

2等賞は100本の中に2本くらいしかないし、

商店街賞は300本に1本くらいだと思う。

 

結構な確率のものを当てるじゃない。

 

この前は特賞を当てたけど、

演歌歌手のコンサートチケットだったから商品券にこうかんしてもらったわ。

 

私もお金や商品券、もらうのは大好きだよ。

でも、この人はちょっと人間の格を感じてしまうんだな。

品ともいうのかも。

言葉は悪いけど、

卑しいって思っちゃった。

 

ほかのお客さんだったら、

当たったのを目の前で見ると、こっちも福のおすそ分けしてもらったみたいで、

うれしいんだけど、

このお客さんはなーんか、いやな気持になったよ。