篠原文具まわりのいろいろ

神奈川県のとある町にある文房具屋です。

こだわり過ぎでは?

20代のかわいい女の子。

 

地鎮祭で神主さんに渡すのし袋を買いに来た。

 

ネットで見たんですけどぉ、

3万円だったら

ひもはなきゃダメだって。

 

ひも?

 

水引って言え!

(心の声)

 

水引はあった方がいいですけど、

印刷のものでも大丈夫ですよ。

金額とのバランスは目安ですからねぇ。

 

といつもの答えを言う。

 

わかりました。ちょっと考えます。

と言うのでほっておく。

 

「目録」の袋を指差し、

あれだと大きさがちょうどいいと言う。

 

短冊を外して、多当にじかに書くことになりますが、

いいですか?

(多当って何かきっとわからないと思うけどあえて説明しない。)

意地悪(笑)

 

目録だからお金を入れる袋はありませんよ、と言ったら

 

なるほどなるほど。

 

ちょっと、お嬢さん。

知らないならもう少し謙虚な態度になりませんかね。

 

さらにまだ考え、

やたら大きなのし袋を買っていった。

 

3万円には大きすぎるよ。

 

神主さんビックリだね。

袋のわりに中身が少なくって。