篠原文具まわりのいろいろ

神奈川県のとある町にある文房具屋です。

夏休み 小中学生の紙事情

夏休みになった。

小中学生が紙を買いに来る。

 

模造紙

篠原文具には厚さが違う模造紙が3種類ある。

油性ペンで書くなら真ん中の60円、

鉛筆で書くなら一番薄い40円。

でもさ、あんな大きい紙で書く必要あるのかね。

 

画用紙

画用紙はA4とか、B5とかの大きさとは別のサイズなんだな~

もちろん切ればその大きさになるけど、割高になるから売ってないのさ。

画用紙は八つ切、四つ切ってサイズ展開なのね。

大きな紙を8つに切るから八つ切。だいたいB4より一回り大きい。

 

ポスターとか、写生的な宿題で画用紙を使うことが多いけど、

学校からもらってくる画用紙に描いて、

失敗した、しょうゆをたらした、変な折り線がついてしまった、と言って、

その失敗した画用紙を持ってくるんだけど、

サイズが微妙なときがあるんだよね。

学校専門の教材屋さんが卸してる紙なのかな。

篠原文具には同じ大きさの画用紙はないから、この画用紙を切って使ってと言うと、

仕方ないと言う子と、

同じじゃなきゃダメと言って帰っていく子といる。

他のお店に行ってもまず売ってないよ。

 

あとね、大きさはもちろんだけど、

紙の質感とか、色とか微妙に違うわけさ。

夏休み明け、掲示板に貼り出したら失敗したってバレバレなんだろうね。